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羽島 良一; 西森 信行; 永井 良治; 峰原 英介
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 483(1-2), p.113 - 118, 2002/05
被引用回数:8 パーセンタイル:47.9(Instruments & Instrumentation)ゲインの十分大きなFEL発振器では、電子バンチと光パルスの完全同期状態で高効率・超短パルスの発生が可能であることが原研FELで実証された。原研FELで行なった実験では、従来の理論で示されている短バンチFEL発振器の効率に関するスケーリング則を超えた高い効率が得られ、また、この時の光パルスは4サイクル以下の超短パルスであった。これらの実験結果は数値解析の結果とよく一致しており、「持続的なスーパーラディアンス発振」とよぶべき新しい発振形態であると考えられる。
羽島 良一; 西森 信行; 永井 良治; 峰原 英介
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 475(1-3), p.270 - 275, 2001/12
被引用回数:19 パーセンタイル:77.96(Instruments & Instrumentation)原研超伝導FELは、2kW超(マクロパルス平均出力)の発振を得た。この時の変換効率は、アンジュレータ周期数で決まる制限を超えている。この高効率発振のメカニズムを理解するために、パルス伝播の数値計算を行い実験結果と比較した。数値計算で得られた光共振器デチューニング曲線は、実験結果とよく一致し、デチューニングがゼロに近づくにつれて、発振形態はスパイク型からスーパーラディアンスーの移行を示している。変換効率の最大値は共振器長がバンチ間隔に完全に一致した時に得られ、この時の発振形態は、線形領域のスーパーラディアンスを経て、カオス的な領域の非線形スーパーラディアンスとなる。